07年 1〜4冊め

onochan1232007-01-21


私は基本、ビジネス書や実用書は読まない。
経営学や経済学の本は、もう10年も前の留学準備のときに一通り読んだが、読むと疲れてしまう。
心が安らぐ小説やノンフィクションばかり読む。

昨年はここ数年で最も本を読まなかった。
今年は心を入替て1週間に1冊は読むように(無理か?)したい。。

今年は東京から戻る時や通勤電車でも読んでいるので、今のところそこそこのペースをキープ中。 (´〜`;)


■1冊め■ 浅田次郎壬生義士伝」(上・下)
浅田次郎の本や今まで敬遠してきたが、読んでみたら結構面白かった。現在の作家では抜群に上手いように思う。
幅広い作風も魅力。

■2冊め■ 北尾トロ「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」
裁判傍聴を扱った軽い読み物。
羽田の売店で買って移動中に読んだ。

■3冊め■ 桐野夏生「水の眠り 灰の夢」
何度も読んでいる本だが、また読みたくなった。
やはり村野ミロもの(厳密にいうと村善もの)は良い。

■4冊め■ 桐野夏生「ダーク」(上・下)
村野ミロもので唯一読んでなかったものを買って読んでいる。
(今上巻が終わったところ)
ミステリーというよりハードボイルドだが、この「ダーク」は救いようがないくらい邪悪で悪意に満ちて救いが無い物語。
だけど、これまでの村野ミロ世界の登場人物がそれぞれに現れて、読むのをやめることができない。
「OUT」も「柔らかな頬」も「グロテスク」も救いの無い物語だったが、この「ダーク」は圧倒的にハードで暗い。



ハードボイルドといえば、東京の家にはギャビンライアルの「深夜プラス1」や、チャンドラーの「さらば愛しき人よ」が置いたままになっている。
今度大阪に持って帰ってこねば・・。 (゜∀゜)