712

今日(2004.5.10)のyahooの「新着ピックアップ」というので初めて知ったんですが、、円谷プロの「ウルトラセブン」には現在放送されない(自粛されている)回が1話分(第12話)あるんですな。。全然知らなかった。。
  「712資料館」 http://www.bekkoame.ne.jp/~cokanba/
以下、同サイトから少し抜粋

ウルトラセブンの第12話「遊星より愛をこめて」は、本放送は昭和42年12月17日で、その後3年位は特に問題にされる事もなく、各地方局で12話を含めた再放送がなされており、また、学年誌を含めた幼年向け雑誌や怪獣図鑑、レコード等のメディアにも他の話数と同等に扱われていました。
しかし、昭和45年10月1日に小学館より発行された「小学二年生」11月号の綴じ込み付録に付いていた「かいじゅうけっせんカード」によって、事態は社会問題へと発展して行きます。
このカードは、全部で45枚、表にはウルトラマンウルトラセブンに登場した怪獣、宇宙人の写真とジャンケンの手が印刷されており、カードを切り取り、出し合って遊ぶというものでした。その中の一枚にスペル星人が出ており、その副称(肩書き)に「ひばくせい人」と書かれていたのです。
この事に最初に気がついたのは、東京都原爆被害者団体協議会の委員を父親に持つ当時中学一年生の女の子で、弟が読んでいるこの本のカードに目が止まり、委員である父親にこのスペル星人の肩書きに疑問をぶつけ、父親は早速、出版社に抗議の手紙を送り、前後してこの事を知った他の団体も、制作プロダクション、放送局、スペル星人を掲載した出版社やレコード会社へ抗議を行ない、一気に問題化していきました。
そして、それらの抗議に対して取られた処置というのが、制作側としては、今後一切12話に関する情報は提供しない、また、再放送も12話を除いた残り48本で行うというもの。出版社等メディア側も、今後は12話に関する記事を掲載しない、怪獣図鑑等については、本の回収、記事の差し替え、削除を行なうというものでした。
かくして、ウルトラセブン第12話は、本放送より3年後、昭和45年以降人々の目に触れる事はなくなり、「遊星より愛をこめて」は、俗にいう「幻の12話」となっていったのです。

昭和42年生まれの私は、子供の頃ウルトラマンシリーズの殆ど全てを見てますが、「セブン」は再放送しか見ていない筈なので、45年以降は放送されていない、という事は私は見たことないってことだなー。全話見たことあるつもりでしたが、、大人になってこんな事実を知るとは!少し驚いてます。

「セブン」とは全然関係無いけど、今日Winnyの開発者が逮捕されましたな。開発者に司直の手が及ぶことについては様々な意見があるだろうけど、、逮捕に踏み切った京都府警はなかなかやるなー。。