高橋ユニオンズ

楽天パリーグ参入決定で、最近にわかに「高橋ユニオンズ」を新聞なんかで目にする機会が増えた。高橋ユニオンズ・・・、私にとっては懐かしい名前だ。幼稚園年長組の時、初めて買ってもらったプロ野球の本に高橋ユニオンズの名があった。私は67年生まれなので、おそらく当時は73年頃、54年に誕生し3年間だけパリーグに存在した「高橋ユニオンズ」はとうに「解散」していたが、私の買ってもらった本には「プロ野球の歴史」としてその名が載っていた。
既に70年代当時から級友達の間でも高橋ユニオンズを知るものはなく、リアルタイムに知らない私もその存在をなんだか信じられない思いをしていたのだが、、ちょっと嬉しい。
・・・そういえば当時、ヤクルトは「ヤクルトアトムズ」で、王の鬼コーチで一本足打法の生みの親として有名な荒川氏の息子さんがピッチャーとして在籍していた。ロッテの選手兼監督は、カネやん(金田正一)。阪神は江夏が全盛時代で、今はなきマイナー球団として、「日拓フライヤーズ」なんてのもあったなー。
でも、私の心の中には「高橋ユニオンズ」の印象が(その普通の苗字っぽい名前といい)強烈で、、、後年(小学校高学年の時)、それまで自分達の通う小学校学区には無かった少年野球のチームを自分達で立ち上げたとき、その名前を「下鳥羽ユニオンズ」と名づけた。もちろん命名したのは私。「ユニオン」の意味も知らず、なんとなく、だったけど。いまでもあるのだろうか、下鳥羽ユニオンズ。
大人たちがユニフォームや帽子のデザインを決めてくれたけど、たぶん「ユニオン」のスペルが解らなかったのであろう、「下鳥羽ユニオンズ」の帽子のマークは何故か「S・Y」だった。。。なんでや。