村野ミロ

★★★

日曜の空の便が大幅に乱れたので、予定を変更して新幹線で帰阪した。結局18時のJAL便は欠航になってしまったので、大正解。。で、3時間近い車内の中で残りを読みきって帰ってきた。
桐野氏の作品は、、これまで「グロテスク」「OUT」と読んできたが、この「村野ミロもの」が一番いいなー。ハードボイルドだけど、女性探偵が主人公なので、本家本元のチャンドラーだとかギャビン・ライアルよりも艶があっていいかも。
調べてみたらこの作品は99年に日活配給で映画化されている。村野ミロ役はかたせ梨乃。ちょっとイメージが違う気もするけど、ベッドシーンなんかもあるからこういう人選になるのだろうか。なんとなく、もうちょっと華奢な女優さんの方が雰囲気に合うと思うのだけれど。。
次に読む本として、さっそく「村野ミロ」ものの第1作「顔に降りかかる雨」(’93江戸川乱歩賞受賞作)を買ってきた。その次はローズガーデン。しばらく楽しめそう。。