青春小説

★★

『第14回小説すばる新人賞受賞作。青春小説の傑作』という帯の文句に惹かれて読んでみた。非常にライトな文章で、あっという間に読めてしまい、ちょっと誤算。。
タイトルのとおり競馬界を舞台とした物語。今日付け(2月20日)だったかの読売新聞の書評欄の片隅にも出ていたので、そこそこ注目を浴びている作品のよう。解説や、件の書評にもあるとおり、騎手の日常を丹念に描いているあたりが少し斬新ではあるけど、やはり物語としては深みにかける。赤川次郎的というか、なんというか・・。
やはり、競馬小説は『優駿』かなーーー。